クラシック音楽制作

●このクラスで学ぶこと

クラシックの音楽制作を学ぶこのクラスでは、自分たちでレコーディングした生演奏データや最先端のオーケストラソフトを使って、シンフォニックな楽曲の制作を進めていきます。純粋な作編曲との違いは、何と言っても実際に曲を「聴くことのできる形」に仕上げること。せっかく良い曲が楽譜に刻まれていても、実演されない限りは他の人に聴かせることができませんよね。しかも、ピアノ曲のような独奏曲なら自分で録音をすることも可能かもしれませんが、吹奏楽曲や管弦楽曲はどうしたって一人では演奏できません。楽譜作成ソフトを使って作曲をすれば確認程度の音は鳴るものの、聞き映えのしない電子音で機械的な演奏がされるだけで、とてもイメージ通りの作品には聞こえないものです。そこで、ダイナミクスやアーティキュレーションといった細かい音楽表現をコンピュータを使って作り込んでいくことで、本来大人数で演奏するような合奏曲を一人で完成させる、というのが音楽制作の基本的な考え方です。

例としてクラリネット4重奏を作る場合を想定し、具体的な手順を紹介します。まず、音楽制作ソフトを起動してトラック(演奏者にあたるもの)を4つ作り、それぞれのパートが演奏すべき音を入力していきます。ピアノが弾ける人なら鍵盤入力もできますし、マウスでポチポチ打ち込むこともできます。更に、もしあなたがクラリネットを演奏する人なら、生演奏を収録(いわゆる多重録音)して曲を完成させることも可能です。あるいは1stから3rdまでを自分で演奏し、バスクラリネットだけをコンピュータで制作するといった選択もありですね。完成したものは楽譜ではなくデータなので、パソコンやスマートフォン、タブレットがあればいつでも再生できます。身近な音楽仲間はもちろん、インターネットを通じて世界中の人に聴いてもらうことだって簡単にできるんです。

●こんな人にオススメ!

  • 自作の吹奏楽曲やオーケストラ曲を音源化したい
  • 自分の演奏を収録した作品を作りたい